今回の高校サッカーで最も話題になっている神村学園の福田師王さん。
ドイツ1部リーグのボルシアmgに移籍しました!
しかし、高校 ➡ 海外というJリーグを飛ばして活躍できた日本人選手はいまだ一人もいません。
もちろん個人的に福田師王さんには、海外で大活躍してほしいです!
それでも今回は冷静に分析して、福田師王さんがボルシアmgで活躍できない理由を3つ伝えていきます。
過去に福田師王さんと同じ、高校 ➡ 海外に移籍した宮市亮さんの例もあげていきます。
身体が未熟なので怪我をしやすい【福田師王がボルシアmgで活躍できない理由】
福田師王さんのように高校卒業後、Jリーグをとばして海外移籍をする選手にありがちなのが、身体の怪我です。
海外サッカーは非常に強度が高いです。特にドイツは強度が高いので有名です。
海外サッカーは貧しい国から来た選手も多く、ハングリー精神がすごいためです。
接触プレーが激しいため、海外で一回も怪我をしなかった日本人選手はいないと思います。
ただでさえ高校生ときの10代は、一番身体が成長する時期なので、まだ身体が未熟な選手が多いです。
一人例をあげるとすると、平山相太(37)さんです。平山さんは福田師王さん同様、高校サッカー選手権で大活躍しました。
この大会で2年連続の得点王になり、新記録をつくりました。
高校卒業後は筑波大学に進学しましたが、2年時の2005年に休学し、オランダリーグのヘラクレスと契約しました。
しかし、度重なる怪我などで翌年の2006年に帰国しました。
ここからのJリーグでも、海外サッカーでした怪我の影響で目立った活躍ができませんでした。結局、日本代表にも数回しか選ばれず、引退されています。
福田師王さん自身、高校3年間で長い間、脚の怪我に悩まされてきました。
やはり福田師王さんの身体もまだ未熟なため、Jリーグより当たりが激しい海外サッカーで、怪我をせずに活躍することは難しいと考えます。
言語が違う【福田師王がボルシアmgで活躍できない理由】
続いて非常に重要なのが、海外サッカーでは言語が違うということです。
福田師王さんが現時点で完璧に話せるのは、日本語のみです。
海外サッカーでは試合中、英語やその国の言語でコミュニケーションをとります。
なので、日本のみでしか使わない日本語を母国語とする日本人選手は、みんな壁にぶち当たります。
海外サッカーでは、色んな国の人たちが在籍しています。中には貧しい国からきて、サッカーでしか食べる手段がない選手も多いです。
世界最高峰のメッシやクリスティアーノ・ロナウドも貧しい地域の出身です。
こういう選手たちは我が強く、日本人選手は言葉でアピールしないとパスすらもらえないと言います。
これに加え、福田師王さんみたいにJリーグをはさまない選手は、日本で語学力をあげる準備が中途半端になります。
なので高校卒業後、住みやすい日本での準備期間なく海外サッカーに挑戦する選手は、練習時間を削ってまでその国で使われる言語の勉強をしなければなりません。
福田師王さんは今年の1月からボルシアmgがあるドイツで、サッカー以外の勉強をしないといけなくなります。。
海外サッカーで活躍するために、福田師王さんにはぜひ頑張ってほしいです!
周りのレベルが高すぎる【福田師王がボルシアmgで活躍できない理由】
海外サッカー・特にドイツのブンデスリーグは世界中のサッカーが上手い選手が来るリーグで、周りのレベルがJリーグの何倍にもなります。
ドイツのブンデスリーグは世界4大リーグの一つでもあり、ここでプロ経験のない福田師王さんが活躍できる確率は少ないと思います。
理由は、福田師王さんが加入するボルシアmgは、このブンデスリーグの1部であり、レギュラーは各国の代表選手ばかりだからです。
ドイツ語や英語もままならない福田師王さんは、非常に厳しいレギュラー争いを強いられると考えます。
高校サッカーでの福田師王さんのプレーを見て、海外で活躍できる突出したスピード・ゴールを決める決定力があるとは思えません。。
高校サッカー選手権の大会記録・10ゴールを決めた同郷の大迫勇也さんも、ドイツでは大きな活躍をできませんでした。
福田師王さんには頑張ってほしいですが、冷静に分析すると、屈強な外国人に負けないフィジカルやスピードをつけないと、レギュラーにはなれないと感じました。
それでも福田師王さんには、過去の選手のように諦めて日本にすぐ帰ってこないで、頑張ってほしいです!
過去の宮市亮もそうだった!【福田師王がボルシアmgで活躍できない理由】
福田師王さんがボルシアmgで活躍できる可能性が少ないことを、過去に同じ境遇で海外挑戦した宮市亮(30)さんの例から見ていきます。
宮市亮さんは高校サッカー選手権大会で、2年連続で大会優秀選手に選ばれていました。
そんな宮市亮さんは、中京大中京で活躍すると、すぐにイングランドの強豪・アーセナルに移籍しました。
ここで活躍できなかった宮市さんは、2か月後にオランダのフェイエノールトに期限付き移籍します。
ここから、5つのクラブに期限付き移籍を繰り返すことになりました。
宮市さんが活躍できなかった大きな理由は、やはり怪我になります。
左膝前十字靭帯の怪我をし、その2年後には右膝の同じ部分を断裂する大怪我を負いました。
福田師王に対するみんなの評価【福田師王がボルシアmgで活躍できない3つの理由!過去の宮市亮もそうだった!】
以上、福田師王さんがボルシアmgで活躍できない理由を3つ分析していきました。
現在も高校サッカー期間中で、大活躍の福田師王さんは連日報道されています。
これに対するみんなの評価を載せていきます。